『 Sign of the times 』in『背中をむける』

【ご案内】配信中

『背中をむける』作:吉田康一(Antikame?)

ふだんのAntikame?作品よりも数倍数段階、観やすい、理解しやすい作品です。多くのヒトに触れてもらえたら…、出演俳優さんを目にかけてもらえたら…、ありがたいです。丸尾節のようなあの姿も、どこにいったんだ???という俳優姿です(笑)。

この配信映像の『背中をむける』が、当面のあいだの、最後の作品になります、当面のあいだの。せっかく初心に立ち返ったような執筆気分に至れた作品だったのですが…。
Antikame?で作・演出してきて。
丸尾さんとはホントに長いながいおつきあいをしています。
未知未熟だった頃の上演作に「おまえなんかイイな」と伝えてくれて以来、ぼく自身の表現者としての成長をつきあってもらっています。Antikame?の表現を草創期ないし胎動期も、丸尾サポートがあったからこそ。(もちろん丸尾さん以外のヒトにも、ほんとうにほんとうにお世話になっていますから、ひとりを挙げるってわけにはいかないくらい、無数のヒトのお言葉、助言、サポートその他無数のありがたさと感謝が有って、このジブンというものをカタチづくってゆくことができています、ホントウに…)

今回の「Sign Of The Times」で、台本提供の機会をいただいて、でも、ですがAntikame?の場のように「おのれ自身が追求したい表現」」を表現しちゃうことはしませんでした。
しなかったものの、丸尾さんを思う存分つかって、遊んでいい、と勝手な解釈をしました。
なので、いっそのこと、ふだんのAntikame?が「選ばない形式を取り入れて」執筆してみました。
(なにが、なので、なのか…)
上演の際に、アンケートにこのようなご記入があったので、長く観続けてくださってサポートくださった大事なお客様でしたので、一部分を転載させてもらいます

「これまで観てきた吉田さんの作品は、
むしろキャッチ―な言葉を抑えに抑えた
囁きが繰り返されて唯一無二な世界だなぁ…
という印象を持っていたので、
今回は、いろんな意味で興味深いです。
短編だから? 作風をワザと俗に寄せてみせた?
あるいは丸尾さんへの、
ある種の愛情から作ったセリフ??
…などなど、想像が尽きません。」(抜粋)

大西さん作品と、小野寺さん作品との組み合わせ公演だったことも、とってもナイスだったと思っています。作り手側の内側は、丸尾イジリをMAXで楽しみましたという自信マックスな仕上がりなのですが、他者にはただただ暑苦しくて暑苦しくてただただメイワクだったかな…。どうなんだろう…。

はてさて。
世相というお題に対して、こんなことを思います———モラルを外部化するのが主流になってきていて、こういう形で、ヒトが生きやすい秩序を管理する風潮になってきている———と。

ヒトは、自身の解釈に合う情報に飛びつき、他者に伝えがちになる傾向があり、この数が集団になれば誰でも加害側に陥る可能性もおきます。情報に対する批判能力を養うことは必要だろうと思います(あたりまえか)。そして演劇作品を眺める鑑識眼も鍛えてゆく必要を感じています。

吉田康一(Antikame?)
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世の中と演劇する The three plays II

『 Sign of the times 』
●『背中をむける』
作:吉田康一(Antikame?)
●『もらえるまで』
作:大西弘記(TOKYOハンバーグ)
●『量子探偵とフレーム密室』
作:小野寺邦彦(架空畳)
●アフタートーク
登壇:丸尾聡、小野寺邦彦(架空畳)、吉田康一(Antikame?)

★料金 ¥3,000

■アーカイブ配信期間:8月13日(日) 13:00 〜 9月13日(水)23:59まで
■アーカイブ配信購入:9月13日(水) 21:00まで