Antikame? 『なんども手をふる』キャスト紹介

Antikame? 『なんども手をふる』

ご出演いただきますキャストさんをご紹介いたします

 

 

 

今井由希

 

舞台という空間に憧れ続け、気が付いたら演劇というものに辿り着きました。今井由希です。

いい大学に入学し、就職してほしい、そんな親の期待をザックリ斬り捨て衣装家になった18歳。
ドラマチックな云々あって思い切って役者に転向した25歳。
そしてあっという間に27歳になりまして、今夏より、劇団柿喰う客へ所属しました。
なかなかぶっ飛んだ生き方をしているなと、我ながら思います。

芝居していないときは、なるだけ目立ちたくない。
人の陰に隠れていたい、できればこっそり裏から支えたい。
演劇をしていないときはそんな感じの引きこもり。
とある劇作家曰く「癒し系」だそうですが、実の所はただのぼけぼけです。

Antikame?のテイストはとても、好き。
皆様にステキな吉田ワールドをお届けできるよう、がんばります!

 

 

こいけ

 

ひらがなで「こいけ」とは 私のことです。

役者として「いろんな人がいる、いろんな人生を伝えたい。」

裸足でいいなら、裸足がいい!踏みしめながら、フワフワ、うふふ!

想像は、想定内で、その外側を楽しみたい!

世界は、広い!ぐるっと以上に、宇宙まで。

どこまでも、どこまでも、突っ走って!

ミジンコ、恐竜、仲良くしよう!

無邪気に、クールに演じて生きます。

2017年出演公演は、深川江戸資料館小劇場で、
深川とっくり座公演43回目『丹青の 食えないはなし』出演。
3人の新進女性劇作家 20分の短編3本 一瞬が積み重なる60分
『屋上のおとこ』下北沢@スターダスト公演出演。
連続公演企画Project S.H 第1回公演『SHERLOCKIAN Aの項目』
八幡山ワーサルシアター 公演、出演。

今後もよろしくお願いします!

 

 

俊えり

 

トシエリ 1969年に東京都北区赤羽で生まれ、育ち現在も実家暮らしの独身です。

1984年15歳の時  年子の姉がビーイング音楽振興会の人にスカウトされ、姉になりすまして入所。アイドルを目指して3年間レッスンを受けるがデビュー出来ず。

次に女優を目指し某タレント事務所に入り演劇の基礎も本当に全く何にも知らずに1988年19歳でE・イヨネスコ作・小林勝也演出・『マクベット』於・渋谷ジャンジャンで初舞台。

他にもTBSの平成名物tvトンガリ編・テレ東のちびっこのど自慢のアシスタントetc…仕事をさせていただきましたが、挫折。

次に、近所の帝京大学付属福祉・保育専門学校で幼稚園第二種免許取得し北区の某幼稚園に勤める。
ある日、生徒達を劇団飛行船の観劇に連れて行き「子供向けの舞台に立ちたい」と感化され、幼稚園をやめて1993年に(飛行船はマスクプレーで顔が隠れちゃうから)劇団ひまわりに入所。
やっと演劇の基本を習う。

1997年退団後、フリーで小劇場を中心に活動しながら素劇舎・関矢幸雄氏の元で厚生労働省巡回事業を2013年まで活動。現在に至ります。日本新劇俳優協会会員です。

 

 

新納だい

出身東京都
兄を追って舞台芸術学院に入学。舞台を中心に活動中。
趣味はテレビゲーム 読書 粘土造形

膨大なセリフ量を前にして、言葉について考えたりします。
言葉って人間の間を行ったりきたり、増えたり減ったりして、まるでウイルスみたいじゃないですか?
人間が言葉を操っているように見えて、言葉が人間を操っているのでは?
もしかしてテレビも芝居もインターネットも、言語というウイルスが自分を増やすために人間に作らせたものだったりして…。
小さいギャラリーに『なんども手をふる』ウイルスが蔓延しますように。

過去の出演
2015年 椿組野外劇『贋作幕末太陽傳』作・演出 鄭義信
2016年 劇団た組。『あの子と遊んじゃいけません』作・演出 加藤拓也
2017年 芝居屋風雷紡『しょうちゃんの一日』作 吉水恭子・演出 吉田康一

 

 

大塚 由祈子

 

千葉県出身。
4歳でクラシックバレエを始める。
休日の夜、家族をリビングに集め、延々と即興で踊り続けるソロダンスコンサートをよく開催していた。文句ひとつ言わず付き合ってくれていた家族のみんな、ありがとう。
その後、習字、そろばん、テニス、スイミング、ピアノ、英会話などなど、様々な習い事に挑戦するも、バレエしか続かず。

小学生の頃、母の勧めで「夏休み千葉市民ミュージカル」に参加、出演。
お芝居の楽しさに目覚め、劇団ルネッサンス・ドラマメイトに入団。
中学卒業までに10本以上の作品に出演し、経験を積みまくる。

中学生の頃は、たまに歌ったり楽器吹いてみたり、部員も活動も少なめな音楽部、の幽霊部員だったので、
高校は部活で青春するぞ!と思い、国際基督教大学高校・ダンス部にて、全てを注ぐ。
2004年、全国中学校・高等学校ダンスコンクールにて優勝。
同コンクールで自分が部長の代で奨励賞だったので悔しく、このままではダンス終われない!とか思う。

その悔しい気持ちだけで、お茶の水女子大学・舞踊教育学コースに進学。
ダンス漬けの4年間を過ごしたのち、「私が本当にやりたいのはダンスじゃなくて演劇だ!」と思い立ち、演劇の世界に飛び込む。

埼玉県ふじみ野市にて子どもミュージカルSKYのダンス講師や、母校の高校ダンス部コーチなどを務めたり、
某都内幼稚園で子どもにダンスを教えたり、大学の同期と自主公演をしてみたり、未だにダンスとのご縁は続いているものの。

どこかの劇団や研修所に入ると、その色がついてしまいそう、とゆーか、視界が狭くなりそう、で、フットワーク軽く、自ら学びにゆき、イイと思ったものだけを取り入れて、独自の演技スタイルを築いてゆこうと、小劇場界をフリーで渡り歩いていたところ。

とある作品で、私の寝そべっていた姿がヨカッタ、と脚本・演出の吉田さんに声をかけられ、ご縁が繋がり、
これでもか!ってほど寝そべり続けながら喋った前回の「つややかに焦げてゆく」に引き続き、Antikame?2回目の出演です。
ちなみに今回は私、寝そべらないみたいです。残念。

 

 

檀上太郎(創造集団g-クラウド)

 

早稲田大学演劇サークル劇団こだま出身。

舞台芸術学院、劇団昴演劇学校、円附属養成所にて学ぶ。

2003年に創造集団g-クラウドを旗揚げ。

2回の公演の後、創立メンバーの山田裕が兵庫県立ピッコロ劇団に入団したことにより、惜しまれつつも、一時活動休止となる。

その間、フリーで俳優・演出(演出名:蔵人【くらうど】)として多くの作品に携わる。

2012年に劇作家6人で結成された、6L工場の作品に俳優として出演した際に吉田康一氏と出会う。

その後、Antikame?公演、『となりの不可不』より、Antikame?の全ての公演に出演する。

また2015年にg-クラウドも再開。

今年の7月には、三鷹の喫茶店”記憶の岸辺”とコラボした吉田氏のリーディング作品『記憶の岸辺』を演出。

最初に出会った時に吉田氏の言葉を扱う才能に光るものを感じ、Antikame?のいろいろな公演に携わりながらも、その作家としての成長も含め、ずっと眺めて来た。

今回の「なんども手をふる」は、その劇作家としての大きな節目となる作品ではないかと、ヒシヒシと感じている模様。

もちろん、実際に幕が開いてみないとわからないが、何か観ていただいた方々の心に残せる作品となることを切に願いながら、本日も稽古場に足を運ぶのです。

 

 

杉原敏行

 

本名、杉原敏行。
今回の役名も「敏行」。
以前出演したときも役名が「敏行」。
自分の名前が役名だとかなり恥ずかしい。愛知県出身(名古屋じゃない)。
大阪芸術大学入学後、大阪の小劇場で演劇活動を始める。
在学中に出演した映画「鬼畜大宴会」がぴあフィルムフェスティバルに入賞。
ちなみにこのときの役名も「杉原」。
恥ずかしい。

大阪芸大、卒業できず中退。
上京し、劇団東京乾電池の研究生を経てフリーで活動。
したけどロクに働かず芝居ばかりしてたので、借金を作り家賃が払えずアパートを追い出される。

ちょうどその頃、大阪時代の友人から劇団を作らないかと誘われひょいひょいと大阪へ。
劇団を旗揚げ。
したものの、消滅?
気が付いたら大学時代の先輩の劇団オリゴ党に所属。
大阪を中心に活動したものの、結果的には借金は膨らむばかり、役者活動の休止宣言。

人生に一度くらいは就職というものをしようと。
役者でなければ何をしたいか考えたところ、子どもが好きだったし、なんかそっち系がいいなと思い。
保育士の資格を取るべく愛知県の実家に帰って勉学に励む。
が、落ちる。
勉強二年目に突入しようとしていたところで、石川県(北陸!)の児童養護施設で保育士資格がなくても
働けるところをネットで発見。
ずっと芝居してましたと面接で話したら、子どもたちに芝居を教えてくれと一発採用。
石川県の児童養護施設で子どもたちに「杉原先生」などと呼ばれながら生活。
なにげに役者時代に培ってきた経験が重宝される。
そして借金返済!!

多少の貯金もできると、また芝居をしたくなるもので。
惜しまれながら(?)退職、そして再びの東京へ。
もう二度と借金なんかするもんかと思いつつ、細々と芝居をしている43歳、ザンネン男子。

2014年青森県のせむし男フェスティバルにて作・演出を手掛ける吉田氏と出会い、杉原の背中が寂しいから
というよく分からない理由で、ちょいちょいAntikame? 作品に出演することになる。

なぜか毎回役名を「敏行」にされるのでとても恥ずかしい。

 

 

 

以上の7名にて『なんども手をふる』します。いたします。

ギャラリー公演ならではの、近しい距離で、俳優さんの息づかい、ささやくような声をご観覧いただけますよう、残りの日々を精進いたします。ぜひ、会場に足を運んでくださいますとさいわいです。。。